東京砂場計測プロジェクト


6月2日(木)に以下のようなワークショップがあるよ。
素人による素人のための放射能計測講座。
日中、お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。


※ 追記 ※

当日は、OurPlanet-TV でユーストリーム中継をしています。

遠方でお越しになれない方は、こちらをご覧ください。

   http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1078



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誰でもできる! 素人による素人のための放射線計測講座


講師 Bruno Chareyron ブルーノ・シャレイロンさん

   CRIIRAD (クリラッド=市民放射能測定ラボ) ディレクター


CRIIRADは、Commission de Recherche et d’Information Indépendantes sur la Radioactivité(放射能に関する調査および情報提供の独立委員会)の略称です。CRIIRADは1986年に設立されました。チェルノブイリ原発事故の際、フランスの公的機関は、距離の遠さゆえに、放射能雲はフランスにまったく到達しないと発表しました。そのため、ほとんどの人が何も知らずに、放射性物質にまみれた牛乳、チーズ、生野菜を消費してしまいました。


チェルノブイリ事故が環境と人間に及ぼす影響についての、こうした思慮の浅さを反省し、CRIIRADが設立されたのです。(測定器47プロジェクトHPより抜粋)CRIIRAD    
   http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/japonais.html



[ 企画趣旨 ]


ただちに健康に影響をおよぼすものではない――」この3ヶ月間、このよくわからないフレーズは、私達をただただ不安にさせるばかりでした。これまで安全だと言われてきたこと。「専門家の言うこと」だから、黙って従ってきたこと。絶対に間違いないと、されてきたこと。そうしたこれまでの「常識」が、根拠のない思い込みにすぎなかったということが今、明らかになりつつあります。私達の生きる環境を、これ以上誰かに委ねるわけにはいきません。政府が動かないのであれば、自分達で放射線を計測するしかない。そう感じている「素人」のための、実践放射線測定講座です。子ども達の未来は、私達の手にかかっています。さあみなさん、一緒に街へ出ましょう!


レクチャー

 ・「専門家」につっこまれないための測定方法

 ・「専門家」は何をごまかしているか

 ・政府・自治体に防護措置をとらせるにはどうするか

 ・素人にできること、素人にしかできないこと・放射能とは?
  なぜ人間にダメージを与えるのか?

 ・外部被曝とは?

 ・内部被曝とは?

 ・東京での福島第一原発の短期、長期的影響とは?

 ・土壌汚染と砂場汚染の観測方法とは?

 ・食品汚染の測定方法とは?


ワークショップ

 ・数種類の測定器による屋外での放射能測定(空間線量率)

 ・ ガンマ・スペクトロメーターによる土壌汚染の測定

 ・「専門家」につっこまれないための測定方法

 ※ 実際の計測器を使って測定を行ないます。



 日時 6月2日(木)13時30分〜

 場所 神宮前隠田区民会館 一階集会室住所:神宮前 6-31-5

     郵便番号:150-0001
     電話:03-3407-1807
     交通:JR 原宿 6分
     交通:東京メトロ千代田線 明治神宮前駅 徒歩2分
     交通:都バス[池86][早81]系統「表参道」 2分

 参加無料


 主催:東京砂場プロジェクト(TSP)

  tokyosunaba(at)gmail.com
 

 協力:測定器47台プロジェクト

  HP: http://www.pj47.net/
  Blog: http://sokuteiki.exblog.jp/


※ 東京砂場プロジェクト(以下、TSP)は、首都圏に存在するすべての児童公園の砂場で放射線量を調査するプェクトです。放射性物質の降下量は、場所によってばらばらです。TSPはこどもが遊ぶ砂場に限定し調査方法を統一することで、首都圏全域の線量マップをつくる試みです。現在は便宜的に「首都圏」と言っていますが、栃木・群馬・福島・宮城・その他の東北関東地域も対象になります。